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株式会社3D地科学研究所は岩盤計測を専門とする建設コンサルタント会社です。

本社 TEL.0836-58-6555

〒755-0241 山口県宇部市東岐波 1038-2

応用計測機器の開発設計

 地下深部では地山自体の荷重で構造運動などの影響に伴う”岩盤応力”が働いています。地下空洞を掘削する場合、その地点における”岩盤応力”の状態を知ることは空洞の設計・施工を効率よく安全に行う上でも非常に重要であると言えるでしょう。
 3D地科学研究所は、種々の岩盤応力測定を用いた種々計測機器の開発設計を行い、岩盤応力測定に関する企画・測定・解析など、お客様の様々なニーズにお応えいたします。

MP-PAD 岩盤応力変化計

  MP-PADとは、Mizuta’s prototype Pressure PAD for monitoring the stress change の略称です。岩盤内に掘削したボーリング孔内に設置して、一方向の応力変化量を常時モニタ リングすることを目的とした岩盤応力変化計です。

MP-PADの特徴



 
① 簡便な設置方法
ボーリング孔内にクサビを利かせてフラットジャッキに加圧するだけで設置が完了 します。セメントなどの充填剤や接着剤を必要としません。
② 簡単な計測
フラットジャッキ内の油圧を計測するだけです。
③ 長期間の計測
MP-PADはシンプルな構造となっており、長期間の計測に対応可能です。
④ 岩盤応力変化量をリアルタイムに把握
計測した油圧を解析で予め求めた感度係数で除するだけで岩盤応力変化量に 換算することができます。よってリアルタイムに岩盤応力の変化量を把握する ことができます。
⑤ 応力変化を常時にモニタリング
MP-PADは岩盤応力変化の常時モニタリングに最適です。
 
        MP-PADの外観および構造
 
応力変化測定イメージ(MP-PADの断面)

MP-PADによる岩盤応力変化の計測例

     MP-PADの設置手順
 MP-PADの測定実績
 測定実施期間  場 所 目 的 
2008年~2009年   チリ共和国  鉱山での鉱石採掘時の鉱柱内応力変化の把握
  
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